膝の痛みの原因を探る - 症状4「大きなコブができるケース」

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メニュー > 症状から原因を調べる > 5.膝に大きなコブができる

膝に大きなコブ・突起物が生じる病気・障害

膝の痛みを引き起こす病気や障害の中には、腫れや腫瘍が大きくなって皮膚の表面に大きなコブや突起物が生じさせるものがあります。

  • 膝の周辺に、骨のように硬い腫れやこぶが見られる
  • 膝に大きな「こぶ」ができ、そこから痛みを感じる

ひざまわりにできた硬い瘤軟骨肉腫ではれた膝


※患部が赤くなって軽く腫れあがる程度の症状は、捻挫や打撲を始め、炎症を伴う多くの障害に見られますが、ここでは特に骨のように硬い突起物であったり、腫れとは言えないほど大きなコブが発生するようなケースをとりあげています。

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※「病名」をクリックすると、病気や障害の詳しい解説ページに移動します。
現れる症状の内容や程度には個人差がありますので、あくまで参考とするに留めてください。


◆骨軟骨腫(こつなんこつしゅ)

骨の表面にできる良性の腫瘍(しゅよう)

【主な症状・特徴】
  • 膝の周辺に骨のように硬い腫れやこぶが見られる
  • 膝の痛みや、膝関節の動きの悪さ
  • 10代の成長期の若者に多く見られる(全体の約半数)
【主な原因】
  • 腫瘍ができる原因は不明。一度にたくさんの腫瘍ができる「多発型」は遺伝的な要因もある

◆軟骨肉腫(なんこつにくしゅ)

骨の軟骨部分にできる悪性腫瘍(がん)。悪性の度合いは低く、腫瘍の成長スピードも遅め

【主な症状・特徴】
  • 膝に大きな「こぶ」ができ、そこから痛みを感じる
  • 20〜60歳代と幅広い年齢層に発症し、中でも40歳以上の中・高年に多い(全体の半数近く)。男性が女性の約2倍と多め
【主な原因】
  • 発生の原因はほとんど不明

関連項目


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