「膝の痛み全解説」用語集

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『膝の痛み』全解説 − 用語集

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壊死(えし)
壊死とは、身体の細胞や組織の一部分が死ぬことを指す。壊死した部分は正常に機能しなくなるため、最終的に体外に排出される。壊死した部分は、周囲の組織が再生したり線維化することで補われる。壊死範囲が広がるほど、その器官や臓器の機能が低下し、場合によっては完全に使い物にならなくなる。
炎症(えんしょう)
炎症とは、身体が外部からなんらかの刺激を受けた時に、身体を守るために起きる自然な防御反応のこと。
主な症状として、血管が広がることによる「発赤」や「熱感」、その他「疼痛」「腫脹」「機能障害」がある。分かりやすく言うと、ある箇所が赤く腫れあがったり、熱を帯びたり、ズキズキ傷んだり、調子が悪くなったりする。
炎症を引き起こす外部刺激には、「細菌やウィルスの感染」「アレルギー反応」「やけど、凍傷、紫外線、化学薬品、有害物質」などがある。
線維化(せんいか)
細胞や組織が失われてポッカリ開いたスペースが、コラーゲンなどによって埋められること。細胞が再生されるまでの間の応急処置のようなもの。かさぶたのようなものとイメージしてもらうと分かりやすい。線維化した部分は細胞としては機能せず、また硬く伸縮性がないため、線維化が進みすぎると器官や臓器の機能を低下させることもある。
剥離骨折(はくりこっせつ)
骨につながっている筋肉・腱・靭帯などの力によって骨が引っ張られて、骨が剥がれてたり、引き裂かれてしまった状態のこと。重症になると手術が必要となる。
保存的療法(ほぞんてきりょうほう)
一般に外科手術以外の治療法全般を指します。つまり、身体に傷を付けずに(出血させずに)治療する方法です。
身体に薬を塗付したり、口から内服薬を服用するなど、薬を使って治療を行う「薬物療法」、患部を温める「温熱療法」、患部をコルセットなどの器具で固定する「装具療法」、患部に引っ張る力を加える「牽引療法」、筋力アップのトレーニングや柔軟性を高めるストレッチを行う「運動療法」などがあります。
反対語:外科的療法(観血的療法)
外科的療法(げかてきりょうほう)
一般に手術のことを指します。人体を切開し、出血させて治療する方法の総称です。観血的療法(かんけつてきりょうほう)とも言います。
反対語:保存的療法

骨粗鬆症(こつそそうしょう)
骨の内部は、衣類のように細い繊維状の組織が密集して形成されている。この密度(骨密度)が低下して繊維間の隙間が大きくなり、骨に小さな穴がたくさん空いたような状態になる症状のこと。骨が弱くもろくなるため、転倒やくしゃみなどの小さな衝撃でも骨折をしたり、骨が曲がったりしやすくなる。
体の中ではたえず古い骨が壊され、新しい骨が作られている。骨の成分であるカルシウムやミネラル、タンパク質などの栄養素の摂取が十分でないと、新しく作られる骨よりも壊れる骨の量の方が多くなり、結果として骨の密度が低下する。
高尿酸血症(こうにょうさんけっしょう)
血液中の尿酸の濃度が異常に高い状態のこと。血液中の尿酸値が7mg/dl以上になると高尿酸血症と診断され、8.5〜9mg/dl以上になると、いつ関節炎・痛風が起こってもおかしくないといわれる。生活習慣病として誰にでも起こりうる症状で、尿酸値を高める要因には、「肥満」や「プリン体の大量摂取」などがある。プリン体の多く含まれる食品として、ビール、レバー、白子などがよく知られている。遺伝的要因も存在することが近年の研究で明らかになっている。
高脂血症(こうしけっしょう)
血液中の脂質の量が異常に高い状態のこと。脂質にはコレステロール、リン脂質、中性脂肪、遊離脂肪酸などがあり、それぞれの量によって高脂血症にもいくつかのタイプがあります。高脂血症で血中脂質が高い状態は、血液がドロドロで血液の流れが悪い(血行が良くない)ため、狭心症、心筋梗塞などの心臓病のリスクを高めたり、痛風など血液の異常が原因となる様々な病気も引き起こします。高脂血症の治療・予防のためにも脂肪分の多い食品の取り過ぎは控えましょう。

新鮮例(しんせんれい)
新鮮例とは、あるケガや障害を初めて患って間もないこと。初回受傷例。
ケガをして一定期間経過した後(少なくとも3週間以上)の状態なら「陳宮例」または「慢性例」といい、何度も同じケガを繰り返している場合は「習慣性」という。
陳旧例(ちんきゅうれい)
あるケガや障害を患って、一定期間経過した後(少なくとも3週間以上)の状態を「陳宮例」または「慢性例」という。これに対し、あるケガを初めて患って間もないことを「新鮮例」という。また、何度も同じケガを繰り返している場合は「習慣性」という。
膝蓋大腿関節不適症候群(しつがいだいたいかんせつふてきしょうこうぐん)
膝蓋骨(ひざの皿)の厚さが不十分だったり、膝蓋骨と重なる大腿骨(太ももの骨)の溝の深さが足りなかったりするなど、関節の適合が悪いために、膝蓋骨に脱臼(だっきゅう)または亜脱臼が発生する疾患のこと。若い女性に特に多く見られる。太ももを内側にひねる動作の繰り返し、広い骨盤、外側に開いた膝(外反膝)などの要因によって発生しやすくなる。
※「脱臼」:関節が外れること  「亜脱臼」:関節がズレること
化膿性骨髄炎(かのうせいこつずいえん)
ケガや手術などによって体内に侵入した細菌が骨に感染し、骨の内部の骨髄に炎症を起こす病気。細菌が骨髄の中で繁殖して化膿し(膿(うみ)がたまり)、症状の進行によって骨の破壊・変形を引き起こす。
血友病(けつゆうびょう)
血液が固まるために必要な因子が生まれつき欠如しているため血が固まらず、過剰な出血や体内出血が起こる遺伝性の病気。発病率は数万人に一人と極めて稀(まれ)で、遺伝のほかに突然変異で生じることもある。幼児期までに大部分が発症し、そのほとんどが男性で、女性の患者は1%に満たない。
「手術時やケガをした時に血が止まらない」、「鼻・口・歯ぐきなどから出血する」、「頭蓋骨の内部、筋肉内、関節内などの皮下で出血が見られる(内出血・血腫)」といった症状がある。関節内での出血が進行すると、関節の痛み・動きの制限・骨の変形などを引き起こす。治療法として、血液を凝固させる因子を体内に注入する「因子補充療法」が行われる。

半月板(はんげつばん)
膝の関節の内側と外側に1個ずつある三日月型の軟骨組織。半月というよりは三日月を少し太くしたような形をしている。膝の関節に加わる衝撃が一箇所に集中しないよう分散させるクッションの働きと、その形状でひざを安定させる役目を果たす。
画像や構造はこちらから
半月板損傷(はんげつばんそんしょう)
膝関節でクッションの役割を果たす軟骨組織「半月板」が、大きな負荷がかかることで欠けたり断裂したりするもの。
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靭帯(じんたい)
骨と骨とをつなぎ離れないようにしているすじ状の結合組織。薄く硬い丈夫なゴムのようなもの。膝を安定させ、動きを制御する働きも持つ。 膝の靭帯は、関節の前後左右にそれぞれ前十字靭帯、後十字靭帯、内側側副靭帯、外側側副靭帯の4本がある。
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靭帯損傷(じんたいそんしょう)
靭帯の一部が傷つき、裂けたり破けてしまう障害。靭帯が完全に切れてしまった状態を「靭帯断裂(じんたいだんれつ)」という。
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腸脛靭帯炎(ちょうけいじんたいえん)
大腿骨(太ももの骨)の外側に位置する靭帯「腸脛靭帯」に炎症が起こるもの。ランナー膝、ランナーズニーとも呼ばれる。
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ランナー膝(らんなーひざ)・ランナーズニー
大腿骨(太ももの骨)の外側に位置する靭帯「腸脛靭帯」に炎症が起こるもの。腸脛靭帯炎(ちょうけいじんたいえん)とも呼ばれる。
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リウマトイド因子
関節リウマチ診断の際に参考とする自己抗体。血液検査で陽性の場合は関節リウマチが疑われる。リウマチ患者の70〜80%で異常高値となる。他の病気でも陽性となる可能性があるため、陽性が出ても必ず関節リウマチであるとは限らない。
膝蓋腱炎(しつがいけんえん)
膝の皿とすねの骨をつなぐ膝蓋腱が傷つき炎症を起こしたもの。重症例では腱が完全に切れる「膝蓋腱断裂」が生じる。ジャンパー膝、ジャンパーズニーとも呼ばれる。
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ジャンパー膝(ひざ)、ジャンパーズニー
膝の皿とすねの骨をつなぐ膝蓋腱が傷つき炎症を起こしたもの。重症例では腱が完全に切れる「膝蓋腱断裂」が生じる。膝蓋腱炎(しつがいけんえん)とも呼ばれる。
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離断性骨軟骨炎(りだんせいこつなんこつえん)
骨の先端にある軟骨部分が壊死して骨の一部といっしょにはがれるもの
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鵞足炎(がそくえん)
膝の内側の腱に炎症が起こり痛みを感じる障害
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タナ障害・棚障害(タナ症候群)
膝の皿と大腿骨(太ももの骨)の間にあるヒダ状の膜(通称「タナ」)が炎症を起こしたもの。
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膝蓋軟骨軟化症(しつがいなんこつなんかしょう)
ひざの皿の裏側の軟骨が、大腿骨(太ももの骨)とこすれてすり減り、炎症を起したもの。軟骨の軟化・膨隆・亀裂などの変形を生じる。
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オスグッド病
ひざの皿の下あたりの骨に、変形や膨張(ふくらみ)などの異常が起き、刺激に対して異常に敏感になる症状。10〜15歳くらいの、特にスポーツをする子供によく見られる成長痛の一つ。オスグッド・シュラッター病とも呼ぶ。
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変形性膝関節症(へんけいせいしつ(ひざ)かんせつしょう)
膝関節の骨や軟骨がすり減ったりもろくなって変形したりする疾患。中高年の膝の痛みの原因として最も多い。
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膝蓋大腿関節症(しつがいだいたいかんせつしょう)
ひざの皿と太ももの骨による関節(膝蓋大腿関節)に炎症が起こるもの。
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骨軟骨腫(こつなんこつしゅ)
骨の表面にできる良性の腫瘍。腫瘍ができる原因は不明。一度にたくさんの腫瘍ができる「多発型」は遺伝的な要因もある。
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内軟骨腫(ないなんこつしゅ)
骨の内部に発生する良性の腫瘍。腫瘍ができる原因は不明。一度にたくさんの腫瘍ができる「多発型」は遺伝的な要因もある
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骨肉腫(こつにくしゅ)
骨にできる悪性腫瘍(がん)。発生後に腫瘍は固く骨化する。発生の原因はほとんど不明。
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軟骨肉腫(なんこつにくしゅ)
骨の軟骨部分にできる悪性腫瘍(がん)。悪性の度合いは低く、腫瘍の成長スピードも遅め。発生の原因はほとんど不明。
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関節リウマチ(かんせつりうまち)
全身の関節に炎症が広がり、関節が壊れてしまう病気。ウイルスや細菌から身体を守る作用『免疫システム』に原因不明の異常が発生することで生じる。
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色素性絨毛結節性滑膜炎(しきそせいじゅうもうけっせつせいかつまくえん)
関節の内側を覆う「滑膜」の組織が異常に増殖して塊ができ、出血を繰り返す病気。原因は不明。
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滑膜炎(かつまくえん)
色素性絨毛結節性滑膜炎」を参照してください。
変形性股関節症(へんけいせいこかんせつしょう)
股関節の骨や軟骨がすり減ったり、形が変わったりする病気。過去の股関節の異常や病気の後遺症として発生する。
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痛風(つうふう)
血液中の尿酸という物質の増加により、痛みの発作や腎臓機能の低下などの様々な症状が現れる障害。急性関節炎発作とも呼ばれ、特に中高年の男性に多く見られる。患者の約9割が男性。
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偽痛風(ぎつうふう)
痛風にとても良く似た症状を示す病気。詳細はこちらを参照してください。

大腿骨頭壊死(だいたいこっとうえし)
大腿骨(太ももの骨)の先端が血行悪化で破壊され変形する病気。原因は不明なものが多く、ステロイド薬やアルコール摂取量が関係しているケースもある。
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神経病性関節症(しんけいびょうせいかんせつしょう)・シャルコー関節
脊髄の中を通る神経に障害が起こり、下半身の感覚が鈍って痛みなどを感じにくくなる病状。糖尿病、梅毒、脊髄の病気など、神経障害を起こす病気にかかることで起こる。
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化膿性関節炎(かのうせいかんせつえん)
細菌が関節内に侵入して炎症が起こり、関節が化膿する病気。膝のケガ・注射・手術などによる細菌感染が原因。
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結核性関節炎(けっかくせいかんせつえん)
結核菌が関節内に侵入して炎症を生じさせる病気。発症例は、肺結核の合併症、過去に患った結核の後遺症、結核患者との接触による感染など。
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滑膜骨軟骨腫症(かつまくこつなんこつしゅしょう)
関節内の滑膜に腫瘍(しゅよう)ができ、骨化したカケラ(遊離体)を大量に発生させる疾患。詳しい原因は不明。滑膜組織の遺伝子の突然変異との説もある。
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単純性股関節炎(たんじゅんせいこかんせつえん)
股関節に炎症が起きる病気。詳しい原因は不明だが、ウイルスやケガ(外傷)に対する自然な免疫反応と考えられている。3〜6歳くらいの子どもに良く見られる。
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ペルテス病
大腿骨(太ももの骨)の股関節側に血液が循環しなくなり、骨が破壊され変形する病気。3〜12歳くらいの子どもに起きる病気で、特に5〜7歳の活発な男児に多く見られる。
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有痛性分裂膝蓋骨(ゆうつうせいぶんれつしつがいこつ)
膝蓋骨(ひざの皿)が割れたように2個以上に分裂している病状。ほとんどは生まれつきのもの(先天性)。膝の使いすぎや膝蓋骨の強打で皿が割れるケースもある。10代前半(小学生高学年〜中学生)の男子に多く見られる。
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関節ねずみ
関節の骨や軟骨が一部欠けたりはがれたりして、破片が関節内を動きまわるもの。周囲の組織を刺激したり骨の間にはさまることで様々な障害を引き起こす。関節内遊離体(かんせつないゆうりたい)とも呼ぶ。
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関節内遊離体(かんせつないゆうりたい)
関節の骨や軟骨が一部欠けたりはがれたりして、破片が関節内を動きまわるもの。周囲の組織を刺激したり骨の間にはさまることで様々な障害を引き起こす。関節ねずみとも呼ぶ。
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関節水症(かんせつすいしょう)
関節内にある「関節液(滑液)」の量が異常に増える病状で、いわゆる"膝に水がたまる"状態のこと。血液がたまるケースもある。
詳細はこちらから
膝内障(しつないしょう)
病気以外の原因によるひざ関節の損傷や障害全般を指す総称。現在ではそれぞれの疾患にはっきりと病名がついて個別に扱われるため、膝内障という病名はあまり使われなくなっており、おおまかに膝の損傷・障害と診断された時に使い、何の病気・障害なのかはっきりした時点で個々の病名に切り替える。
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臼蓋形成不全(きゅうがいけいせいふぜん)
股関節の骨盤側のくぼみ「臼蓋」の形が生まれつき小さい疾患。これにより臼蓋と大腿骨(足の骨)がうまく噛み合わず、股関節に炎症が起きて痛みを引き起こす。
大腿骨頭すべり症(だいたいこつとうすべりしょう)
大腿骨(ふとももの骨)の股関節側の先端の丸まっている部分「骨頭」がズレる症状。体質や肥満、成長ホルモン異常などでズレが起こりやすく、股関節周辺が重くだるい感じがしたり、痛みが見られることもある。発症例は少なく、比較的10〜14才の思春期の男子に多く見られる。
骨頭(こっとう)
骨頭とは、大腿骨(太ももの骨)の、股関節側の先端の丸まっている部分を指す。画像や構造はこちらから

骨棘(こっし)
骨の一部が変形し、トゲのようなでっぱりを形成したもの。
ヒアルロン酸
膝関節内に存在する「関節液」の主成分。関節液は潤滑油のように関節がスムーズに動くのを助け、関節に滑らかさと弾力性を与えているほか、関節軟骨に栄養を与えるなど、重要な役割を果たす。ヒアルロン酸の注射はひざ痛の有効な治療法の一つで、軟骨の破壊を防ぎ炎症を抑える。詳細はこちらから
ロッキング状態
欠けた骨のカケラなどが関節の間にはさまることで、膝が急に動かなくなったり、一定範囲以上の曲げ伸ばしができなくなる症状。何かの拍子にカケラが外れると動きがもとに戻る。
O脚(おーきゃく)
O脚とは、膝が外側に曲がっていて、ひざとひざの間に手の指3本分くらいの大きなすき間が空いている状態。いわゆる「がに股」のこと。
関連:X脚
X脚(エックスきゃく)
X脚とは、膝が内側に曲がった、いわゆる「内股」の状態。膝から上は内側を向き、膝から下は外側に広がって、脚がアルファベットの「X」のように変形している。
関連:O脚

回内足(かいないそく)
足首が内側に傾いた状態の足のこと。回内の度合いが強いと、強い圧力が足の骨格だけでなく、その周辺の筋肉や靭帯、腱などの組織にかかることになり、足の障害の大きな原因となる。
いる。
関連:回外足
回外足(かいがいそく)
回内足の反対で、足首が外側に傾いた状態の足のこと。回外の度合いが強いと、下肢の外側の筋肉を引っ張るために足首が外側にずれてしまい、 足首の障害の原因となる。
関連:回内足
膝蓋骨(しつがいこつ)
いわゆる「ひざのお皿」のことで、大腿四頭筋と靭帯で包まれており、大腿四頭筋が膝を伸ばすときに滑車の役割をする。また、ひざを打撲した時などに、ひざの内部を保護する役割ももつ。
膝の皿(ひざのさら)
ひざの前面を保護する皿状の骨「膝蓋骨(しつがいこつ)」の俗称。
関節液(かんせつえき)
関節内に少量存在する液体。別名「滑液(かつえき)」。無職透明で粘り気があり、関節がスムーズに動くのを助ける潤滑油のような働きをして、関節に滑らかさと弾力性を与えたり、関節の軟骨に栄養を与える働きをしている。関節内の滑膜(かつまく)という部分で作られる。滑膜に炎症が起こり、関節液が過剰に分泌されて膝関節内に溜まるのが、いわゆる「ひざに水が溜まった状態(関節水症)」。
滑液(かつえき)
関節液の別名。

関節炎(かんせつえん)
関節に炎症がおきている状態の総称。関節部の腫れ、指などで押した時に痛み(圧痛)、膝のこわばりや動きの悪さ、駆動域の制限などの症状が表れる。
腫瘍(しゅよう)
体の細胞が異常に増殖して大きくコブ状になったもの。人体に悪影響を及ぼさない良性腫瘍と、近くの組織に転移して体を破壊しながら増え続けていく悪性腫瘍(癌(がん))がある。
関連:肉腫(にくしゅ)腫瘤(しゅりゅう)
肉腫(にくしゅ)
骨、軟骨、筋肉、血管、神経などに発生する悪性腫瘍。皮膚や粘膜にできる悪性腫瘍は「癌(がん)」と呼ばれる。
腫瘤(しゅりゅう)
腫れものやこぶのこと。
関連:腫瘍(しゅよう)
外骨腫(がいこつしゅ)
骨の表面にできる良性の腫瘍で、「骨軟骨腫」とも呼ぶ。
関連:内骨腫(ないこつしゅ)
内骨腫(ないこつしゅ)
骨の内部にできる良性の腫瘍で、「内軟骨腫」とも呼ぶ。
関連:外骨腫(がいこつしゅ)

大腿四頭筋(だいたいしとうきん)
太ももの表側の筋肉。主に膝を伸ばす働きをする。
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ハムストリングス
太ももの裏側の筋肉。主に膝を曲げる働きをする。
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腓腹筋(ひふくきん)
ふくらはぎの筋肉。つま先を上げるように足首を曲げる働きをする。
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膝窩筋(しつかきん)
膝の裏側にある小さな筋肉。膝の後方外側の安定性を守り、膝関節を伸ばしたり、内側から外側にひねる(内旋(ないせん))機能をもつ。
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大腿骨(だいたいこつ)
太ももの骨。
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脛骨(けいこつ)
すねの2本ある骨のうちの太い骨。細い方の骨が「腓骨(ひこつ)」。
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腓骨(ひこつ)
脛骨(けいこつ)と平行に走り、膝の裏側の外側にある細い骨。
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大腿脛骨関節(だいたいけいこつかんせつ)
大腿骨脛骨で構成される、膝のメインの関節。
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膝蓋大腿関節(しつがいだいたいかんせつ)
大腿骨膝蓋骨からなる関節。ひざの曲げ伸ばしの機能を大きくしている。
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アキレス腱(あきれすけん)
足のふくらはぎの筋肉とかかとの骨をつなぐ腱。踵骨腱(しょうこつけん)とも言う。歩行や跳躍などの運動の際に必要となる。
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腸脛靭帯(ちょうけいじんたい)
太ももの外側をおおっている長い靭帯。大腿広筋膜(だいたいこうきんまく)とも呼ばれる。大転子という脚のつけ根の骨から、太ももの外側をとおり、脛骨(膝下の骨)にまでつながっている。膝の外側の安定を保つ役割を果たす。
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関連:腸脛靭帯炎
軟骨(なんこつ)
関節を構成している骨の先端のツルツルした部分。軟らかく弾力性があり、骨と骨が直接ぶつかるのを防ぎ、関節のスムーズな曲げ伸ばしを実現している。
関節包(かんせつほう)
関節を包む袋状の組織。関節包の内側(関節腔)には滑膜(かつまく)という組織があり、潤滑油である関節液(滑液(かつえき))を分泌して、関節の動きを滑らかにする。
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滑膜(かつまく)
関節を包む袋状の組織「関節包」の内側にある薄い膜状の組織。関節の軟骨に栄養を供給する。
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温熱療法(おんねつりょうほう)
膝を温めて血行を良くすることで、炎症促進物質や疲労物質を排出しやすくし、かつ筋肉や関節のこわばりをとる治療法。ホットパックや電気・超音波を使った方法のほか、入浴、カイロ、レッグウォーマー、サポーターなどを使った手軽な方法もある。
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ホットパック
ジェル状の温熱剤が入ったパック。熱湯などで充分に温めてから膝に巻きつけて使う。保冷剤の温熱版のようなもので、長時間温かい状態を維持できる。主に医療機関における温熱療法で使用される。
関節鏡視下郭清術(かんせつきょうしかかくせいじゅつ)
関節鏡(関節内部を観察するための内視鏡)を用いる手術法。 膝に数カ所の小さな穴を開け、そこから細い関節鏡や手術器具を挿入し、モニターを通して関節鏡の映像を見ながら手術を行う。
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関節鏡(かんせつきょう)
関節内部を観察するための内視鏡。内視鏡とは、先端にカメラとライトのついた、光ファイバー製の細長い管状の医療器具で、カメラに映る体内の様子をモニター画面で確認することができる。患部の診断や、関節鏡視下郭清術という手術法で用いられる。
人工関節置換術(じんこうかんせつちかんじゅつ)
傷んだ関節の一部または全部を、人工的に作られた関節に置き換える手術。
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高位脛骨骨切り術(こういけいこつほねきりじゅつ)
脛骨と腓骨の一部を切り取ることで骨の向きを変え、脚をまっすぐに矯正する手術。
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再建手術(さいけんしゅじゅつ)
靭帯がきれた場合、膝周辺の腱を切り取って靭帯の代わりにする手術。
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サイトカイン
たんぱく質を主成分とする物質。多くの種類があり、炎症作用、交代作用などに関与する。関節液内に含まれ、これが過剰に作られると、「変形性ひざ関節症」「関節リウマチ」などで見られる滑膜の増殖や関節破壊の原因となる。
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関節固定術(かんせつこていじゅつ)
関節の軟骨部分を全て削り取ってしまい、骨と骨とを接触させた状態で、ネジやプレートで固定する手術。
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手術療法(しゅじゅつりょうほう)
体を切開し、患部組織の切り取り、縫合、、除去などを行う治療法。外科的療法とも言う。具体的な症状、患部の状態、患者の状態や年齢を考慮して、状況に合った手術法を選択する。膝の主な手術法には、「関節鏡下郭清術」「人工関節置換術」「高位脛骨骨切り術」がある。
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装具療法(そうぐりょうほう)
膝関節の保護・固定・動きの安定を目的とした器具(装具)を膝周辺に取り付け、負担や痛みを軽減する治療法。
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足底板(そくていばん)
O脚X脚といった脚の形の異常を矯正するための道具。靴の中敷きのようなパッド状の装具で、足の裏に当てて使う。O脚用の足底板は、外側(小指側)が高く内側が低い、斜めの形状になっており、この上に乗ることで、体重の負荷が膝の内側にかたよらず、バランスよく体重を支えたり、膝を安定させて痛みを軽くするることができる。
関連:装具療法

運動療法(うんどうりょうほう)
体を動かすことで、筋力、柔軟性、体力、心肺機能といった体の機能を強化し、身体機能の改善と患部への負担を減らすことを目的とした治療法。運動療法として行われるものには、「筋力トレーニング」「ストレッチング」「全身運動」の大きく3つがある。
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薬物療法(やくぶつりょうほう)
内用薬、外用薬、薬物注射などによって薬を服用し、薬の持つ様々な効果で症状の改善を図る治療法。
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消炎鎮痛剤(しょうえんちんつうざい)
その名のとおり、炎症を抑えて痛みを和らげる効果のある薬剤。薬物療法で使用される薬の多くを占める。
ステロイド
腎臓の隣にある「副腎」で分泌されるホルモンの一つで、副腎皮質ホルモンとも呼ばれる。 炭水化物・脂質・タンパク質の代謝制御、免疫系の制御、炎症の抑制など様々な働きを持ち、その有効成分を化学合成したものがステロイド剤です。医薬品として、炎症性の病気、免疫系の病気、アレルギー性の病気などに広く用いられている(例:膠原病、関節リウマチ、ネフローゼ、喘息、アレルギー症状、めまい、耳鳴りなど)
放射線療法(ほうしゃせんりょうほう)
体外(または体内)から放射線を照射して細胞を殺すことで病状を回復させる療法。細胞分裂の盛んなガン細胞に対してより大きな効果があるため、ガンの治療によく活用されている。正常な細胞にもある程度ダメージはあるものの、正常な細胞は時間とともに回復する(ガン細胞は回復しない)ため、時間の間隔をあけて処置が行われる。手術療法に比べて身体への負担が少ない治療法で、高齢者にも適応できる。

成長痛(せいちょうつう)
子どもの成長期における急激な成長にともなって見られる痛み。急激な骨の成長に、周囲の筋肉などの組織の成長が追いつかず、関節が不安定になったり、周囲の組織が引っぱられることが原因で痛みが発生する。通常は成長が進むと自然に痛みは消える。
跛行(はこう)
足を引きずって歩くこと。
RICE(ライス)
スポーツの現場で基本となっている応急処置法。「Rest(安静)」、「Ice(冷却)」、「Compression(圧迫)」、「Elevation(挙上)」 の4要素から成り、それぞれの英語の頭文字をとった言葉。
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アイシング
患部を氷や氷嚢(ひょうのう)などを使って冷やすこと。
関連:応急処置法「rice」
PVS
色素性絨毛結節性滑膜炎の英語名。
PVNS
色素性絨毛結節性滑膜炎の英語名。

問診(もんしん)
医療機関における診断法の一つ。医師が患者に様々な質問をして状態を把握する診断方法。
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視診(ししん)
医療機関における診断法の一つ。痛みが起きている箇所やその周辺の皮膚の状態を目で見て異常がないか確認する診断方法。
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触診(しょくしん)
医療機関における診断法の一つ。患部を手で触ったり動かしてみて反応を見る診断方法。
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血液検査(けつえきけんさ)
医療機関における検査・診断法の一つ。腕から注射器で血液を採取し、その成分を調べる。
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関節液検査(かんせつえきけんさ)
医療機関における検査・診断法の一つ。膝関節に注射をして関節液を採取し、その色や成分を調べる。
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X線検査(えっくすせんけんさ)
医療機関における検査・診断法の一つ。X線またはレントゲン線と呼ばれる電磁波(放射線の一種)を照射し、患部を正面や横から撮影して、骨や関節の状態を調べる。レントゲン撮影とも言う。
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レントゲン検査
医療機関における検査・診断法の一つ。X線またはレントゲン線と呼ばれる電磁波(放射線の一種)を照射し、患部を正面や横から撮影して、骨や関節の状態を調べる。X線検査とも言う。
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MRI検査(えむあーるあいけんさ)
医療機関における検査・診断法の一つ。「核磁気共鳴画像法」を略して「MRI」と呼び、磁気の力によって対象物の断面を写真のように表示する画像検査法。
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CT検査(しーてぃーけんさ)
主にX線(放射線)を利用して全身を調査する機器「CT機器」を使い、得られた人体の内部情報をコンピュータ上で処理し、立体的・断層的に画像表示する検査法。「コンピュータ断層撮影」の略称。CTスキャンとも呼ぶ。
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コンピュータ断層撮影(こんぴゅーただんそうさつえい)
主にX線(放射線)を利用して全身を調査する機器「CT機器」を使い、得られた人体の内部情報をコンピュータ上で処理し、立体的・断層的に画像表示する検査法。略して「CT」と呼ばれることが多い。
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造影検査(ぞうえいけんさ)
造影剤という医薬品をあらかじめ患者に投与してからX線MRICTといった画像検査を行うもの。検査結果の画像のコントラストが強まる(明暗差がはっきりする)ため、患部の状態がよりはっきりと明確に分かるようになる。
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骨シンチグラフィー(こつしんちぐらふぃー)
テクネチウムという放射線医薬品の注射を行い、体内から放出されるガンマ線(放射線)を検出して画像化する画像診断法。アイソトープ検査とも呼ばれる。
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アイソトープ検査
テクネチウムという放射線医薬品の注射を行い、体内から放出されるガンマ線(放射線)を検出して画像化する画像診断法。骨シンチグラフィーとも呼ばれる。
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関節鏡検査(かんせつきょうけんさ)
メスで膝に小さな穴や切り込みを作り、関節鏡(内視鏡)と呼ばれる光ファイバーを使った小さなカメラ差し込み、膝関節内の状況をモニターで確認する検査法。
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生体組織診断(せいたいそしきしんだん)
病気に侵されている細胞の組織を、専用の細い針を使って一部採取して、顕微鏡で調べる検査法。「生検(せいけん)」や「バイオプシー」ともよばれる。
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生検(せいけん)
「生体組織診断(せいたいそしきしんだん)」の略称。病気に侵されている細胞の組織を、専用の細い針を使って一部採取して、顕微鏡で調べる検査法。「バイオプシー」ともよばれる。
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バイオプシー
病気に侵されている細胞の組織を、専用の細い針を使って一部採取して、顕微鏡で調べる検査法。「生体組織診断(せいたいそしきしんだん)」や「生検(せいけん)」ともよばれる。
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合併症(がっぺいしょう)
合併症とは、ある病気が原因となって起こる別の病気のこと。例えば「結核性関節炎」は「結核」にかかった結果として発症するケースが多い。この場合、結核性関節炎は結核の合併症ということになる。
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