膝の痛みの原因を探る - ひざの上下左右に異常が発生するケース

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膝の痛みや異常が見られる部位から原因を探る

膝に痛みを始めとする様々な異常が起こり得る疾患について、症状が現れる位置・ポイントごとに紹介します。

<目 次>

  1. 膝(ひざの皿)の上部
  2. 膝(ひざの皿)の下部
  3. 膝(ひざの皿)の内側
  4. 膝(ひざの皿)の外側

※特定の位置に症状が現れやすいもののみ記載しています。ここで紹介していない病気や障害によって特定の箇所に症状が現れるケースもありますので、自身の症状に当てはまるものがなければ、「膝の皿の障害一覧」「症状一覧」「原因一覧」なども参考にしてください。

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※「病名」を選択すると、病気や障害の詳しい解説ページに移動します。
現れる症状の内容や程度には個人差がありますので、あくまで参考とするに留めてください。


1.膝の皿の上側に異常が生じやすいもの

◆変形性股関節症

股関節の骨や軟骨がすり減ったり、形が変わったりする病気

【主な症状・特徴】 【主な原因】

◆膝蓋大腿関節症

ひざの皿(膝蓋骨)と太ももの骨による関節「膝蓋大腿関節」に炎症が起こるもの

【主な症状・特徴】 【主な原因】

2.膝の皿の下側に異常が生じやすいもの

◆オスグッド病

ひざの皿の下あたりの骨に、変形や膨張(ふくらみ)などの異常が起き、刺激に対して異常に敏感になるもの

【主な症状・特徴】 【主な原因】

◆膝蓋腱炎(ジャンパー膝・ジャンパーズニー)

膝の皿とすねの骨をつなぐ膝蓋腱が傷つき炎症を起こしたもの。重症例では腱が完全に切れる「膝蓋腱断裂」が生じる。名前のとおりジャンプ競技やランニングで良く見られる

【主な症状・特徴】 【主な原因】
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3.膝の皿の内側に異常が生じやすいもの

◆鵞足炎(がそくえん)

膝の内側の腱に炎症が起こり痛みを感じる障害

【主な症状・特徴】 【主な原因】

◆タナ障害(タナ症候群)

膝の皿と大腿骨(太ももの骨)の間にあるヒダ状の膜(通称「タナ」)が炎症を起こしたもの。膝の屈伸と打撲を伴うスポーツ種目によく見られる

【主な症状・特徴】 【主な原因】

◆靭帯損傷(じんたいそんしょう)

靭帯の一部が傷つき、裂けたり破けてしまう障害。膝まわりの4本の靭帯のうち、膝の内側の「内側側副靭帯」を損傷した場合、膝関節の内側に痛みや腫れが生じる

【主な症状・特徴】 【主な原因】

4.膝の皿の外側に異常が生じやすいもの

◆腸脛靭帯炎(ランナー膝・ランナーズニー)

大腿骨(太ももの骨)の外側に位置する靭帯「腸脛靭帯」に炎症が起こるもの

【主な症状・特徴】 【主な原因】

◆有痛性分裂膝蓋骨

膝蓋骨(ひざの皿)が割れたように2個以上に分裂し、痛みも生じている病状

【主な症状・特徴】 【主な原因】

◆靭帯損傷(じんたいそんしょう)

靭帯の一部が傷つき、裂けたり破けてしまう障害。膝まわりの4本の靭帯のうち、膝の外側の「外側側副靭帯」を損傷した場合、膝関節の外側に痛みや腫れが生じる

【主な症状・特徴】 【主な原因】

関連項目


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