実際の体験談〜色々な症例と原因

『膝の痛み』タイトル
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膝の痛みの対策と予防 イラスト図解:膝関節の構造・骨格・筋肉 膝の痛みの体験談

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膝の痛みの体験談

ひざの痛みを訴える人たちが、具体的にどういった症状を体験して、診察の結果どういった原因で膝の痛みが起こっていたのか。参考となるさまざまな体験談を集めました。
自分自身のケースに良く似た症例がないか探ってみましょう。

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  1. 小さいころよく膝が痛くなっていました。成長期の時もひどく…

  2. 床に膝をつくと強い痛みを感じる…

  3. 仕事始める前に突然右膝に激痛が…

  4. 運動不足で、急に運動を始め半月程経った所、膝に痛みが出てきました…

  5. 半年ぶりの水中ウォーキングで、膝を振り上げて下ろした時にギクッと音がして、その後曲げ伸ばしの時にひざの裏が痛くなった…

    運動をほとんどがしたことがなく、ダイエットの為にエクササイズのDVDを1ヶ月ほど毎日続けました。ある日膝に違和感を感じ始め、階段の昇り降りが苦痛に…

  6. 山歩きで片道10キロほどの道のりを歩き、復路、もうじき戻れるというところで膝に激痛が。階段も上り下りできず、歩いたり膝が伸びると膝裏に激痛が走り…

  7. ある日、左の足首が腫れて痛みが出るようになり、しばらくすると痛みが引いたので放っておいたところ、一年ぐらいしてから左足首に同じ症状が出た上に右膝も腫れと痛みを伴うようになりました…

  8. ロングブーツが好きで昔から履いていたが、今年に入ってから歩きすぎて右膝が痛くなり…

  9. 山登り中に膝をぶつけてから、膝のお皿の下、奥の方が痛むようになりました…

  10. 5年ほど前から慢性化している膝の痛みがあり、お皿の下の奥辺りや右膝内側に刺す様な痛みが…

  11. ひざの皿が良く動く感じがしていて、時々膝がグキッと痛みしばらく動けなくなることがありました。しばらくして痛みが一段落したところでエイッと力をいれると「ポキッ」と音がして骨が元のところに戻り普通の状態になります…

  12. 10年以上前から関節痛があり、足を立てたまま寝ると起きた時に伸びなくなったりしていました…

  13. 階段を使う時などに、足の付け根〜お尻〜腰にかけてチクッとした軽い痛みが発生。寝ている時にふくらはぎが痙攣する「こむら返り」が頻繁に見られ…

  14. ジョギングで長距離を走っている最中に右膝内側に違和感(ハリ)が発生、その後ハリはすぐに痛みに変わり状態は悪化する一方。その日の午後には杖が無いと歩けないほどの痛みに襲われ…

  15. 息子が熱を出してぐったりした状態で、風邪にしては症状がひどく、関節も痛がっているので…

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症例1
<ケース1>
小さいころよく膝が痛くなっていました。成長期の時もひどく、それを過ぎると痛みは治まりましたが、歩きすぎた時は必ず、そうでない時もたまに痛みがありました。

<ケース2>
小さいころよく足が痛くなりました。比較的よく歩いた日の夜に痛むことが多かったです。小学6年生か、中学の頭くらいまでそうだった気がします。中学生になって部活をやるようになってからは、それまでの痛みとは違う部位が(おそらく筋肉の使いすぎ)痛み始めました。そんなわけで、10代はずっと足の痛みに悩まされていました。

<ケース3>
息子がひざを痛がります。夕方〜夜にかけてが多いです。冷えピタを貼ったりさすってあげると落ち着きます。

<ケース4>
息子が「痛いよう、足が痛いよう」とよく言っていました。お医者さんからは成長痛と言われていました。お医者さんが何ともないとおっしゃるなら、様子見でいいと思います。息子は小学校に入ったあたりからいつのまにか言わなくなりました。

<ケース5>
我が子も3歳位に膝が痛いといって引きずったりする日がありました。整形外科に連れて行ったら異常はないが、右の半月板がちょっと大きいとのこと。それで神経に当たって痛いんじゃないかとのことでした。成長につれて身体のサイズが合ってくるので心配はないが、酷くるなら手術もあり得ると説明を受けました。

【原因】:成長痛

【ポイント】:幼児や小・中学生には、膝や足首などの関節に痛みが見られることがよくあります。これは成長痛といって、骨の急な成長に筋肉の成長が追いつかずに発生するもので、ほとんどは大きくなると自然に解消します。しかし成長痛と間違われ病気が潜んでいる可能性もありますので、症状がひどい時は一度整形外科を受診してみてください。

【参考】:幼児や子供によく見られる膝の障害
オスグッド病単純性股関節炎ペルテス病有痛性分裂膝蓋骨離断性骨軟骨炎化膿性関節炎

症例2
右膝を床につくとすごく痛いんです。膝のお皿が割れるような痛みです。痛いのはついたときだけなので、日常生活にそんなに支障はないのですが、間違えて膝をついてしまうと、”うっ!”となります。一度病院で診てもらったのですが、レントゲンをとっても特に異常なしで、様子を見てくださいといわれました。もう2年近くになります。

整形外科を訪ねてみました。医者は私のひざを見てすぐに、オスグッド・シュラッター病だと言いました。
子供の頃のオスグッド病の痛みが残っているのだろうと。この程度であれば手術はオススメしない。ひざをつかないように気をつけるようにといわれました。もともと私のひざには骨の出っ張りがあったのですが、小中学生時代に激しい運動をやってたりするとこの病気になりやすいそうです。確かに小中学生時代はひざを曲げ伸ばしするときしむ音がして痛みもありましたが、学校の保健室に行って「成長痛かな?」といわれた位でした。もしひざに変な出っ張りがあるようでしたら、 オスグッド病の可能性もあるかもしれません。

【原因】:オスグッド病

症例3
普通に出勤して仕事始める前に突然右膝激痛が走り、 神経痛かと思い温シップをしたが、痛みがひどくなって歩けない状態になった。これは炎症だと思い冷シップにした。翌日も痛みが治らず心配になり整形外科で診察したところ、レントゲンで異常はなく、多分水が溜まっているのだろうと、直ぐに注射で水を抜いてもらった。わずか5,6ccぐらいで痛みがひどくなるのに驚いた。

【原因】:ひざに水がたまる「関節水症

症例4
運動不足から急に運動を始め半月程経った所、膝に痛みが出てきました。整形外科に行き関節注射を数回受け、階段の昇降などは少し楽になったのですが、膝の皿の内側や膝裏にも痛みが出るようになりました(突っ張るような感じやチクチクした痛み)。レントゲンの結果や足の動きから緊急性はなさそうだし、痛みが改善しているようならもう少し様子をみたらどうかと言われました。
最初の病院での指導どおり足の筋肉を鍛える運動は毎日欠かさず続けています。痛み出してから2ヶ月弱。レントゲンでは異常はなく、水も溜まっていません。正座は出来ます。歩行時には痛みはなく、しゃがんだりして体重が掛かった時、膝を長く曲げていた時、就寝時に横になった時などに痛みが出ます。

最近また膝痛が酷くなってきたので前とは違う病院に行きました。レントゲンを撮って「おそらくタナ障害だと思うけど、靭帯かもしれないから」と膝専門の先生がいる近くの大学病院を紹介していただきました。MRIを撮ってから治療計画を立てることになりそうです。

一方に体重をかける歩き方が癖になっているらしく、ランニングや長時間歩いて普段よりも負荷をかけるようなことをすると、体重をかける方の膝の調子が悪くなります。今はまず、立ち方のアンバランスを見直すべく、一番土台になる足首を柔らかくするようにマッサージやエクササイズをしています。

【原因】タナ障害などのスポーツ障害
【参考】スポーツ中に起こるひざの障害・外傷

症例5
<ケース1>
しばらく運動を休んでいて、半年ぶりくらいに水中ウォーキングをしたところ、水の中で膝を振り上げて下ろした時にギクッと音がして、の後曲げ伸ばしの時にひざの裏が痛くなりました。初めは靭帯を傷めたのかと思ったのですが、筋のようなところが痛いような感じ。整骨院と併設のリハビリセンターで診ていただいたところ、膝の動きに筋肉がついていけなく炎症を起こし、これ以上傷まないように筋が縮まって固まってしまっているとのことでした。そのため、膝の曲げ伸ばしの時に筋肉が引きつれて痛かったようです。
急な運動をする時は、脚の筋トレ、ストレッチなどのメンテナンスをきちんとしてから行うのがよいと思います。

<ケース2>
運動はほとんどがしたことがなく、ダイエットの為にエクササイズのDVDを1ヶ月ほど毎日続けました。ある日膝に違和感を感じ始め、階段の昇り降りが苦痛になって来ました。歩行は普通に出来て、正座もできますが、しゃがむ時などに痛みを感じます。
整形外科へ行ってレントゲンを撮ったところ、骨に異常はなく、水が溜まってるという事もありませんでした。急に始めた運動が原因でしょう、との事で、しばらくは運動は禁止、膝を休ませる事、その上で、膝上のももの筋肉や、腹筋、背筋などを鍛える運動をするよう指導されました。

【原因】:急な運動による筋肉の炎症

症例6
片道10キロほどの登山中、復路でもうじき戻れるというところで膝に激痛が・・。階段も上り下りできないし、歩いたり膝が伸びると膝裏に激痛が走り、整形外科に駆け込みました。そして受けた診察が「半月板損傷」でした。
注射を打たれ、薬を飲んでリハビリにも通いましたが、5年たった今でも完治はしていません。痛みは大分減りましたが、膝には常に水がたまっています。冷えると膝が痛みます。MRIをとって精密検査を受けることもすすめられましたけど行かずじまい。普通の生活は特に支障が出ないから、つい億劫なんですよね。今までいろんなスポーツをして膝に負担をかけたツケかな。

【原因】半月板損傷

症例7
ある日、左の足首が腫れて痛みが出るようになり、しばらくすると痛みが引いたので放っておいたところ、一年ぐらいしてから左足首に同じ症状が出た上に右膝も腫れと痛みを伴うようになりました。病院に行き、血液と腫れている部分の水を抜いてそれぞれ検査をしてもらったところ、通風と診断されました。
始めは我慢できる痛みだったり、痛みが治まるとしばらく痛まないのですが放っておく人が多いのですが、忘れた頃にとんでもない激痛を伴う発作を起こしたりします。私は二週間ほど寝たきりになりました。
現在は薬を飲み続けているため発作はおきていません。また医者からはラーメンは脂質が多いので控えたほうが良いといわれました。

【原因】痛風

症例8

ロングブーツが好きで昔から履いていましたが、今年に入ってから右ひざが痛くなり、病院へ行くと 炎症が起きている、筋力が落ちていると言われました。 ちょうどブーツの履き口があたるところです。 ロングブーツはとくに足に力が入るので、年齢とともに無理になるそうです。 そういえば長い間歩くと疲れやすくなった気がします。

【原因】:形の悪い靴を履くことによるひざへの負担の増加
【参考】膝に負担をかける要因・痛みの悪化を招くもの

症例9
山登り中に膝をぶつけてから、膝のお皿の下、奥の方が痛むようになりました。レントゲン、CTでは異常なしといわれ、痛いまま全く良くならず、数年経過。最後の頼みの綱で撮ったMRIで、靭帯の一部が断裂していることがわかりました。その後PRP療法を受け、今は完治しています。

【原因】靭帯損傷(靭帯断裂)

症例10
5年ほど前から慢性化している膝の痛みがあり、お皿の下の奥辺りや右膝内側に刺す様な痛みがあります。仕事柄、頻繁に重い荷物を担ぎます。膝痛が起きてからは膝をかばう様になりました。
自転車はいくらこいでも影響が無いのですが、ジョギングをするとあっという間に激痛が走り、次の日は膝の上下が張り、歩くこともままなりません。整形外科でレントゲンを撮っても異常はなく、膝の注射と飲み薬、遠赤外線照射をしましたが、全く変化が見られませんでした。高価なコンドロイチンも試しましたが効果なし。整体、マッサージ、ストレッチと色々試しましたが痛みそのものは無くなりませんでした。
ところが、スポーツ整形で診断を受け、MRIでの診断の結果、靱帯に異常はなく、半月板の損傷ということでした。
長年重い機材等を抱えて長距離を歩いた結果しょうじたようです。手術で回復するものでもなく、いわゆる「膝に爆弾」という種類に近く、スポーツは構わないが、「激痛が来る時が自分の限界と思ってください」とのことでした。自転車、水泳は続けられるでしょう、ということです。

【原因】半月板損傷

症例11
ひざの皿が良く動く感じがしていて、右膝が時々グキッと痛みしばらく動けなくなることがありました。しばらくして痛みが一段落したところでエイッと力をいれると「ポキッ」と音がして骨が元のところに戻り普通の状態になります。
今までずっと異常ないと言われていましたが数年前ある病院で亜脱臼だと言われました。生まれつき腱がゆるめなので腱を縫い縮める手術を受ける予定でした。 手術当日、開いてみたら半月版が割れていたと言われ、腱の手術はせず半月板の砕けたところを除去しました。

【原因】膝の皿(膝蓋骨)の脱臼・膝蓋大腿関節症半月板損傷

症例12
10年以上前から関節痛があり、足を立てたまま寝ると起きた時に伸びなくなったりしていました。ある日股関節に激痛があり歩けなくなって病院へ行ったところ、痛風との診断。しかし処方された薬が効かなかった為、病院を変えて再度血液検査をした結果、関節リウマチでした。今現在はリウマチ科のある総合病院で治療を受けています。

【原因】関節リウマチ

症例13
階段を使う時などに、足の付け根〜お尻〜腰にかけてチクッとした軽い痛みが発生。寝ている時にふくらはぎが痙攣する「こむら返り」が頻繁に見られた。多少痛みが増加してきて整形外科を受診し、当初は「腰椎椎間関節症」と診断され、ブロック注射などの治療を受けるも改善せず。次第に股関節部分の痛みが激しくなり、ついには歩行が困難となる痛みに。再度診断を受け、レントゲンにて「大腿骨頭壊死症」と診断された。

【原因】大腿骨頭壊死

症例14
ジョギングを初めて、ある程度の距離を走れるようになり、いつもより長めのコースを走っていた時、途中で右膝内側に違和感(ハリ)が発生、そこから歩くもハリがすぐに痛みに変わり、状態は悪化する一方で、その日の午後には杖が無いと歩けないほどの痛みに襲われました。
整骨院で電気を流して湿布貼って治療しても多少痛みが改善する程度。次第にふくらはぎや膝裏、もも裏まで痛くなる。その後、スポーツ障害で評判の良い整形外科で診察を受け、「鵞足炎」と判明。下半身のストレッチを理学療法士の方に教えて貰って毎日朝と夜に30分程度しっかりと行うこと1週間、階段の登り降りを含め普通に歩けるようになるまで急回復しました。
結局ストレッチ不足と急に距離を伸ばした事が原因かな、と。

【原因】鵞足炎
【参考】ひざのストレッチング法

症例15
息子に熱があり、ぐったりした状態だったので病院へ連れて行きました。最初はかぜと診断され、薬を処方されました。少々の熱であれば、元気で食欲もあるのですが、このときは食欲も無く、立とうとも座ろうともしませんでした。風邪にしては症状がひどく、関節も痛がっているので、再診してもらったところ、様態がおかしいので即入院を言われ、精密検査を受けることになりました。検査の結果「化膿性関節炎」と判明しました。

【原因】化膿性関節炎

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