膝の痛みの原因を探る - ひざの上下左右に異常が発生するケース

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膝の痛みの対策と予防 イラスト図解:膝関節の構造・骨格・筋肉 膝の痛みの体験談

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膝の痛みや異常が見られる部位から原因を探る

膝に痛みを始めとする様々な異常が起こり得る疾患について、症状が現れる位置・ポイントごとに紹介します。

画像:患部図解-ひざの皿の上下左右

<目 次>

  1. 膝(ひざの皿)の上部
  2. 膝(ひざの皿)の下部
  3. 膝(ひざの皿)の内側
  4. 膝(ひざの皿)の外側

※特定の位置に症状が現れやすいもののみ記載しています。ここで紹介していない病気や障害によって特定の箇所に症状が現れるケースもありますので、自身の症状に当てはまるものがなければ、「膝の皿の障害一覧」「症状一覧」「原因一覧」なども参考にしてください。

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※「病名」をクリックすると、病気や障害の詳しい解説ページに移動します。
現れる症状の内容や程度には個人差がありますので、あくまで参考とするに留めてください。


1.膝の皿の上側に異常が生じやすいもの

◆変形性股関節症

股関節の骨や軟骨がすり減ったり、形が変わったりする病気

【主な症状・特徴】
  • ひざの上、股関節、お尻、太もも、などに痛みがある
  • 股関節の動きの制限(動かしにくい、曲げ伸ばしづらい)
  • 足を引きずって歩く(跛行)
  • 30歳代後半〜50歳代の人に多く、特に女性に多く見られる
【主な原因】
  • 過去に経験した股関節の異常や病気の後遺症

◆膝蓋大腿関節症

ひざの皿(膝蓋骨)と太ももの骨による関節「膝蓋大腿関節」に炎症が起こるもの

【主な症状・特徴】
  • ひざの皿の上部あたりに痛みを感じる
  • ひざの皿が大きく動くようなズレているような感じがする
  • ひざの腫れやこわばりが見られる
【主な原因】
  • 加齢や膝の使い過ぎによる骨の劣化。膝蓋骨の脱臼(だっきゅう)により起こることもある

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2.膝の皿の下側に異常が生じやすいもの

◆オスグッド病

ひざの皿の下あたりの骨に、変形や膨張(ふくらみ)などの異常が起き、刺激に対して異常に敏感になるもの

【主な症状・特徴】
  • 正座した時にひざが痛む
  • ひざを強く曲げたとき、皿の下に痛みがある
  • 膝の皿の下の少しでっぱっている部分が更にふくらんでいる
  • 10〜15歳くらいの、特にスポーツをする子供によく見られる
【主な原因】
  • 成長期の不安定な状態の骨に、運動などの刺激で異常が生じる

◆膝蓋腱炎(ジャンパー膝・ジャンパーズニー)

膝の皿とすねの骨をつなぐ膝蓋腱が傷つき炎症を起こしたもの。重症例では腱が完全に切れる「膝蓋腱断裂」が生じる。名前のとおりジャンプ競技やランニングで良く見られる

【主な症状・特徴】
  • 膝蓋骨(ひざの皿)の下側に痛みや腫れが生じる
  • 10〜20歳代によく見られ、特に高校生以降の男子、背の高い人などに多い
【主な原因】
  • 運動やスポーツによる膝の酷使、事故による膝への衝撃など
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3.膝の皿の内側に異常が生じやすいもの

◆鵞足炎(がそくえん)

膝の内側の腱に炎症が起こり痛みを感じる障害

【主な症状・特徴】
  • 膝の内側から膝下にかけて痛む(膝の曲げ伸ばし時、運動時、圧迫時など)
  • 膝をいっぱいにまで伸ばしたときに痛みが起こりやすい
【主な原因】
  • 運動・スポーツ時に膝が内側に入る動作(外反)や、膝から下を外側にひねる動作(外旋)による腱の摩擦

◆タナ障害(タナ症候群)

膝の皿と大腿骨(太ももの骨)の間にあるヒダ状の膜(通称「タナ」)が炎症を起こしたもの。膝の屈伸と打撲を伴うスポーツ種目によく見られる

【主な症状・特徴】
  • スポーツ時などに膝の皿の内側に痛みやひっかかり感がある
  • 膝を動かした時に何か挟まるような感じがする。その際に「コキッ」「コツッ」といった音がすることもある
  • 膝の皿のあたりに違和感や重苦しさを感じる
  • 10〜20歳代の若い人に多く発症し、男性よりも女性の割合が高い
【主な原因】
  • 膝の曲げ伸ばしの繰り返しでタナが骨のでっぱりとこすれ合うことによる

◆靭帯損傷(じんたいそんしょう)

靭帯の一部が傷つき、裂けたり破けてしまう障害。膝まわりの4本の靭帯のうち、膝の内側の「内側側副靭帯」を損傷した場合、膝関節の内側に痛みや腫れが生じる

【主な症状・特徴】
  • 膝関節の内側の痛みや腫れ
  • 膝を外側にひねった時に不安定感がある
【主な原因】
  • 膝の外側からの衝撃や、急激な方向転換、ジャンプの着地時の衝撃など

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4.膝の皿の外側に異常が生じやすいもの

◆腸脛靭帯炎(ランナー膝・ランナーズニー)

大腿骨(太ももの骨)の外側に位置する靭帯「腸脛靭帯」に炎症が起こるもの

【主な症状・特徴】
  • 膝の外側が痛む(走っている時、走り終えた時、患部を指で押した時など)
  • 名前のとおり陸上競技の長距離選手や登山者に多く見られる
【主な原因】
  • 膝の使いすぎ・膝の変形・O脚などによる膝の負担の蓄積

◆有痛性分裂膝蓋骨

膝蓋骨(ひざの皿)が割れたように2個以上に分裂し、痛みも生じている病状

【主な症状・特徴】
  • 膝を動かした時や、膝の皿を押した時に痛みがある
  • 10代前半(小学生高学年〜中学生)の男子に多く見られる
【主な原因】
  • ほとんどは生まれつきのもの(先天性)。膝の使いすぎや膝蓋骨の強打で皿が割れるケースもある

◆靭帯損傷(じんたいそんしょう)

靭帯の一部が傷つき、裂けたり破けてしまう障害。膝まわりの4本の靭帯のうち、膝の外側の「外側側副靭帯」を損傷した場合、膝関節の外側に痛みや腫れが生じる

【主な症状・特徴】
  • 膝関節の外側の痛みや腫れ
  • 膝を内側にひねった時に不安定感がある
【主な原因】
  • 膝の外側からの衝撃や、急激な方向転換、ジャンプの着地時の衝撃など

関連項目


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